The World of M

大好きなことやもの(演劇・読書・ときどき日常)を徒然書いています

2020-01-01から1年間の記事一覧

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 後編

何度見ても本当に大好きな作品、All for One - 昨日の記事の後半戦、人材の適材適所と作品見どころについて、私の完全なる私見で書いていきます。 前半記事はこちらです。 worldofm.hatenablog.com

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 前編

私はこのブログを通して、宝塚に関しては、作品の考察とか、そこから見える私たちの直面する現実世界との対比とか、そういうことを書きたいと思っています。 私は基本的になるべく全組観劇をするのですが、珠城りょうさん率いる月組が多めです。 それで、201…

宝塚歌劇 自粛期間と大劇場公演の再開に、「人が作る組織」を考える

宝塚ファンの皆さん、今日は大劇場でついに公演再開でしたね。 私もがっつりスカイステージで生中継を見ましたが、なんかもう、思った以上に感動してしまいました。 そんな私の思いを綴ります。そして、新生花組の誕生と新たな門出、本当におめでとうござい…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記⑧ 糸状菌症治療体験談

なかなか梅雨明けしない中、我が家のトニーもお散歩に全然出られない日々です。 室内でわんちゃんを飼うことが初めての私たち夫婦にとって、トニーを迎えてから、部屋の温度や湿度が、わんちゃんの健康に影響を与えることを知りました。 今日はトニーが糸状…

「あたしたちよくやってる」山内マリコさん著 女性の人生、自分らしさを思い出すこと

こちらも本屋さんでたまたま通りかかり、タイトルにあまりにも惹かれて「ジャケ買い」しました。 山内さんは小説家・エッセイストとしてご活躍されており、小説のみならず、様々な雑誌にアンソロジーをはじめとするエッセイを執筆されているのですね。改めて…

「注文の多い料理小説集」文春文庫出版 「心の栄養を摂る」食事の在り方を考える

2020年4月に出版されたばかりの新刊で、本屋さんで「ジャケ買い」した一冊です。 「本の紹介」カテゴリを設けておりますが、私は読書(活字を追うこと)があまり得意ではありません。 そんな私でも、「短編小説集」は読みやすそうな存在として、本屋さんで目…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記⑦ ファーストバースデー

我が家のトニー王子ですが、7月12日に1歳になりました! 本人はおそらく何も知らないのでしょうが、この子が生まれて1年という記念がなんとも尊く愛おしく、嬉しい嬉しい飼い主です❤️ 実は、我々夫婦も昨年のちょうどこの週末に結納をしました。偶然にも、…

宝塚歌劇 月組「カルーセル輪舞曲」 私たちの心に大切なことを思い出させてくれる 素晴らしい歌詞の数々

2017年は「モン・パリ90周年記念」で、素晴らしいレビューの数々が各組で上演されて楽しかったですね。 グランドホテルと長崎しぐれ坂について書いたのですが(以下記事参照)、その両方で同時に上演された「カルーセル輪舞曲」は、レビューとしての素晴らし…

宝塚歌劇 月組・博多座公演「長崎しぐれ坂」 感情の帰属先と外の世界への想い

なんだか思い立って、今日月組の長崎しぐれ坂を観まして。観れば発見がある植田先生の作品と、相変わらずの当時の月組の演技に思いを馳せている夜です。 ♪なんなん長崎しぐれ坂〜 とか ♪神田囃子が聞こえる〜 とか、一回で覚えられるメロディが多いのも、宝…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記⑥ 去勢手術体験談

我が家のトニーは男の子でして、月齢7ヶ月の時に去勢手術を受けました。この時の体重はちょうど3キロでした。 身体が大人になっていく中、飼い主の私は初めて、子犬の歯が生え変わることも知り、その体験もしました。 初めて乳歯が抜けたのは、去勢手術を…

ロンドンナショナルギャラリー展 時代を象徴する美術の数々から見る、時代のニーズと芸術家のキャリア

上野の国立西洋美術館で開催されている、「ロンドン ナショナルギャラリー展」に行ってきました。入場制限もあり、チケットは30分毎の入場で区切られて販売されています。 【公式】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 今回の展示は、コロナウイルスの関係で…

宝塚歌劇 月組「グランドホテル」人物考察 私たちの心に住まうそれぞれの"人生"

グランドホテルがあまりにも好きすぎて、ここまで書いて参りました私のグランドホテル考察ですが、この記事で最終回にします。 この記事では、特に私が心に残った登場人物の「人生」と、私自身が共感した彼・彼女らのキャラクターの側面から、作品の魅力をさ…

宝塚歌劇 月組「グランドホテル」総評 これぞ "人生" そのもの!!

今更グランドホテルの話(2017年上演)をして申し訳ないのですが、でも、本当に私にとって、グランドホテルは大切で大好きな作品なのです。 宝塚版のグランドホテルが上演されると聞き、本当に申し訳ないのですが最初は全く期待もせず、でも楽曲が聞きたいが…

ミュージカル「グランドホテル」運命の出会い

「グランドホテル」は私にとって、とてもとても大切な作品で、大切な作品だからこそ、たくさん色々書きたい。とにかく、「グランドホテル」は私の人生を変えてくれたミュージカルで、今までの中でも、これからも、ずっとずっと大切な作品なのです。

「ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語」 愛に溢れた作品の魅力と感想

とても久しぶりに映画館に行きまして、「ストーリー・オブ・マイライフ」を観てきました。本当に良い映画でした。恥ずかしながら、私は「若草物語」を読んだことがありません(ダメですね、、)。ですが、ストーリーで置いてきぼりになることもなく、また、…

宝塚歌劇 星組「桜華に舞え・ロマンス!」から 良い組織づくりについて考える

湖月わたるさんとの私の一方的なご縁で、再度宝塚を観るようになった2016年。 まさに、最後に中日劇場で月組公演を観劇してから、10年ぶりの宝塚観劇へのカムバック(星組 こうもり・The Entertainer!)、そして、初観劇から15年越しの思いを胸に、初めて宝…

「問わず語りの神田伯山」放送から感じた文化継承の在り方、メンターシップ

皆さん、講談師の神田伯山さんはご存知でしょうか?私は講談・落語などの伝統芸能には疎いのですが、伯山さんは最近メディア露出も多くていらっしゃるのと、私の夫がファンであるため、毎週伯山さんのラジオを聞くのが習慣となっています。 昨日(2020年6月2…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記⑤ ステイホーム

我が家に来て最初の春、ステイホームになったトニー王子。夫も私も在宅勤務になったので、最初はそわそわしている様子でしたが、一緒に過ごす時間が増えた分、たくさんの幸せな発見がありました。 ちなみに、本当は成長日記として、時系列で書こうと計画して…

宝塚歌劇 宝塚OGからもらったパワーで前進!夢を持ち続ける大切さ

前回、私が一度宝塚観劇から離れ、OGの湖月わたるさんにハマった内容の記事を書きました。たくさんの方からの反響があり、大変嬉しく思っております。今後ともどうぞよろしくおねがいします。 worldofm.hatenablog.com 宝塚観劇から離れた10年ほど、湖月わた…

「苦しかったときの話をしようか」森岡毅さん著 もう一度考える”自分の好きなこと・得意なこと”

今日は、いかなるキャリアを積んでいる方も、いかなる世代の方も、ぜひ読んでいただきたい本をご紹介させてください。「自分の職能」について考え、次のステップへ進む勇気をくれました。 森岡毅さんといえば、株式会社ユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・ス…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記④ 幸せなお散歩

最近は雨続きで、我が家のトニー王子はお散歩に行けない日が続いていますが、晴れ間が見えたらここぞとばかりに走ってお散歩に行っています。 初めてお散歩に行った時は、トニーはまだ月齢4ヶ月ぐらいの時でしたが、普段お家の中だと走り回るのに、お外に出…

宝塚歌劇 初舞台特集から感化される!!愛する世界への想いと原点について

宝塚を幼少期から観ている私は、初舞台生のことは多かれ少なかれ気になることで、最近は、母の気分で見ている自分と、次のスターは誰だ?!とドラフト会議を見ている自分の側面があり、我ながら毎年春になると、「私は一体どんな立ち位置なんだよ」と自問自…

「のっけから失礼します」三浦しをんさん著 エッセイのススメと日常生活への観察眼

最近本を読むことになんとか徹している毎日なのですが、私が兼ねてから大好きだった三浦しをんさん「のっけから失礼します」がエッセイ集になったと発見し(ちなみに発売されたのは2019年で1年前です。気がつくのが遅い)早速読了しました。 三浦しをんさん…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記③ 初めての新幹線の旅

このひとつ前の「風と共に去りぬ」についてのエントリーですが、長い(笑) 書いておきながら我ながら引く長さ(笑)それでも、読んでくださった方、ありがとうございました。今後尺はもう少し考えます(笑)。 さて、今日は、トニーが初めて新幹線に乗った…

現代の世相と「風と共に去りぬ」 映画版・宝塚版の考察と、「メンターシップ」について

"BLACK LIVES MATTER" Movement が世界中で巻き起こっていますね。 その影響を受けて、映画「風と共に去りぬ」中にある黒人奴隷の描写が、「差別だ」として非難されています。 アメリカの動画配信サービスサイトでは、配信を止めるなどの措置が取られている…

宝塚歌劇 宝塚 OGにハマる 舞台で見える「リーダーシップ」

私は青春時代の全てを日本の外で観て触れられるものかけていたので、アメリカに住んだりアジア各国を周ったりヨーロッパでインターンしたりと、一体軸足はどこにあるんだ、と言われるような生活をしていました。 でも、舞台への興味はいつでも心の中にはあっ…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記②

我が家のベイビーちゃん、もとい、トニー王子は、我が家に1.6kgという小ささでやってきました。 これでも、月齢3ヶ月で、私たちがトニーに出会ったペットショップでは、もう「古株」だったんです。 なんだかなんだか不思議です。だって、手のひらで乗っちゃ…

宝塚歌劇との出会い 中日劇場公演の思い出

中日劇場での観劇の思い出、私の宝塚との出会いの原点です。

「トウ・シューズ」水沢めぐみさん作 バレエ作品との出会い

そもそもバレエ作品が好きな原点ってなんだっけ、、、と考えた時に思い出した、水沢めぐみさんの「トウ・シューズ」!! みなさん、ご存知ですか?ぜひ読んで見てください!!

「ジゼル」秋吉理香子さん著 作品の魅力と感想

読書のすすめ 秋吉理香子さん著の「ジゼル」から、作品の感想を書いています。