The World of M

大好きなことやもの(演劇・読書・ときどき日常)を徒然書いています

宝塚歌劇

舞台観劇から思う「継続」と「しなやかさ」のこと

このブログは、お芝居から読み解くキャリアや人材育成について考察するというテーマでやっていたのですが(いつの間にやらコンテンツ増えすぎて本質が見えてないですが)この数年ブログをお休みしながらも、やはり生の舞台をはじめとする様々なエンタメに触…

久しぶりの投稿です

みなさま、お久しぶりでございます。急にブログをストップしてかれこれ約3年。以前仕事を一時お休みした際に気まぐれに始めたブログだったのですが、なかなか力作も多く書いたもので、そのまま放置し早3年。(苦笑) 久しぶりに開いてみたら、なんとまあ、…

宝塚歌劇 月組「Welcome to Takarazuka / ピガール狂騒曲」8ヶ月ぶりの公演期間、楽しかった!

小さな幸せ ああ、明日がついに大千穐楽なのですね。。思えば、2020年9月25日に幕が開いて、遠征をしたり、東京公演たくさん通ったり、気がついたら3ヶ月強の公演期間が終わって行くのですね。 大劇場の遠征を終えてから書いたエントリーに、多くのアクセス…

宝塚歌劇 花組「はいからさんが通る」大千穐楽おめでとうございます

花組、千秋楽だと思うと感慨深いですね。思えば、ReStartしてから実に5ヶ月ぐらい?本当に長きに渡る公演、お疲れ様でした、花組の皆さん。 私は10月に、A日程で東京公演を観劇しました。私にとっては、今年の1月に宙組公演を観て以来の東宝で、これもまた…

宝塚歌劇 月組愛が止まらない③「Welcome to Takarazuka / ピガール狂騒曲」もっと愛を叫んでいます

さらに愛を叫んでいる続きです!好きなところが多すぎて、エントリーがまさかの3個目に。おつきあいしてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。 前回記事はこちらです。 worldofm.hatenablog.com worldofm.hatenablog.com そもそも、2つ目で…

宝塚歌劇 月組愛が止まらない②「Welcome to Takarazuka / ピガール狂騒曲」愛を叫んでいます

月組愛を叫びたいエントリーの続きです。ちょっと思いが溢れて、思った以上に長くなりすぎてますが、おつきあいをいただいているみなさま、ありがとうございます。 前回記事はこちらです。 worldofm.hatenablog.com やっぱり久しぶりすぎて月組に飢えていた…

宝塚歌劇 月組愛が止まらない①「Welcome to Takarazuka / ピガール狂騒曲」自分を表現すること

まず大前提として私はこのブログは、宝塚の演目を組織とか人事的観点から自分なりの解釈を書いて行くというテーマで始めているのですが、今回8ヶ月ぶりに観た月組に、もう心があまりにも踊りすぎまして、ていうか、毎回月組公演中っていろんな感情が荒ぶっ…

「宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン」貴城けいさん著 自分の心と素直に向き合う大切さ

この本が2008年に出版されて2年後ぐらい、大学生の時に読んだ本です。それからずっと、この10年近く私と一緒に世界中旅をしてきました。 またこのタイミングで読みたいと思ったのは、今「自分に自信を失っている」から。 人生いろんなことがありますが、その…

宝塚歌劇 宙組「FLYING SAPA -フライング サパ-」 理想的な世界とは何かを考える

昨日8月11日、無事に宙組の「FLYING SAPA -フライング サパ-」の梅田芸術劇場公演が、千秋楽を迎えられましたね。本当にいつ舞台が中止になってもおかしくない状況下、通常以上の緊張感の中、千秋楽を迎えられましたこと、本当におめでとうございます。 様子…

宝塚歌劇 星組「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」東京開幕! 人生の選択肢について考える

東京宝塚劇場でも、公演が再開しましたね。東京近郊のファンにとっては待ち望んでいたこの日。私は8月1日にライブ配信で観劇し、劇場には8月中旬に一回行く予定です。感染対策も万全で行なっている宝塚公演。このまま何もなく、東京の千秋楽まで駆け抜け…

宝塚歌劇 月組「鳳凰伝」 人間の過去への執着について考える

懐かしい2017年の観劇納め、鳳凰伝 カラフとトゥーランドット / CRYSTAL TAKARAZUKA 私は1回しか観劇できませんでしたが、雨の中横須賀まで行った思い出です。 それにしても都内から横須賀は遠かった(笑) 珠城さんを追いかけてどこまでも行った1年の幕じ…

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 後編

何度見ても本当に大好きな作品、All for One - 昨日の記事の後半戦、人材の適材適所と作品見どころについて、私の完全なる私見で書いていきます。 前半記事はこちらです。 worldofm.hatenablog.com

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 前編

私はこのブログを通して、宝塚に関しては、作品の考察とか、そこから見える私たちの直面する現実世界との対比とか、そういうことを書きたいと思っています。 私は基本的になるべく全組観劇をするのですが、珠城りょうさん率いる月組が多めです。 それで、201…

宝塚歌劇 自粛期間と大劇場公演の再開に、「人が作る組織」を考える

宝塚ファンの皆さん、今日は大劇場でついに公演再開でしたね。 私もがっつりスカイステージで生中継を見ましたが、なんかもう、思った以上に感動してしまいました。 そんな私の思いを綴ります。そして、新生花組の誕生と新たな門出、本当におめでとうござい…

「注文の多い料理小説集」文春文庫出版 「心の栄養を摂る」食事の在り方を考える

2020年4月に出版されたばかりの新刊で、本屋さんで「ジャケ買い」した一冊です。 「本の紹介」カテゴリを設けておりますが、私は読書(活字を追うこと)があまり得意ではありません。 そんな私でも、「短編小説集」は読みやすそうな存在として、本屋さんで目…

宝塚歌劇 月組「カルーセル輪舞曲」 私たちの心に大切なことを思い出させてくれる 素晴らしい歌詞の数々

2017年は「モン・パリ90周年記念」で、素晴らしいレビューの数々が各組で上演されて楽しかったですね。 グランドホテルと長崎しぐれ坂について書いたのですが(以下記事参照)、その両方で同時に上演された「カルーセル輪舞曲」は、レビューとしての素晴らし…

宝塚歌劇 月組・博多座公演「長崎しぐれ坂」 感情の帰属先と外の世界への想い

なんだか思い立って、今日月組の長崎しぐれ坂を観まして。観れば発見がある植田先生の作品と、相変わらずの当時の月組の演技に思いを馳せている夜です。 ♪なんなん長崎しぐれ坂〜 とか ♪神田囃子が聞こえる〜 とか、一回で覚えられるメロディが多いのも、宝…

ロンドンナショナルギャラリー展 時代を象徴する美術の数々から見る、時代のニーズと芸術家のキャリア

上野の国立西洋美術館で開催されている、「ロンドン ナショナルギャラリー展」に行ってきました。入場制限もあり、チケットは30分毎の入場で区切られて販売されています。 【公式】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 今回の展示は、コロナウイルスの関係で…

宝塚歌劇 月組「グランドホテル」人物考察 私たちの心に住まうそれぞれの"人生"

グランドホテルがあまりにも好きすぎて、ここまで書いて参りました私のグランドホテル考察ですが、この記事で最終回にします。 この記事では、特に私が心に残った登場人物の「人生」と、私自身が共感した彼・彼女らのキャラクターの側面から、作品の魅力をさ…

宝塚歌劇 月組「グランドホテル」総評 これぞ "人生" そのもの!!

今更グランドホテルの話(2017年上演)をして申し訳ないのですが、でも、本当に私にとって、グランドホテルは大切で大好きな作品なのです。 宝塚版のグランドホテルが上演されると聞き、本当に申し訳ないのですが最初は全く期待もせず、でも楽曲が聞きたいが…

ミュージカル「グランドホテル」運命の出会い

「グランドホテル」は私にとって、とてもとても大切な作品で、大切な作品だからこそ、たくさん色々書きたい。とにかく、「グランドホテル」は私の人生を変えてくれたミュージカルで、今までの中でも、これからも、ずっとずっと大切な作品なのです。

宝塚歌劇 星組「桜華に舞え・ロマンス!」から 良い組織づくりについて考える

湖月わたるさんとの私の一方的なご縁で、再度宝塚を観るようになった2016年。 まさに、最後に中日劇場で月組公演を観劇してから、10年ぶりの宝塚観劇へのカムバック(星組 こうもり・The Entertainer!)、そして、初観劇から15年越しの思いを胸に、初めて宝…

「問わず語りの神田伯山」放送から感じた文化継承の在り方、メンターシップ

皆さん、講談師の神田伯山さんはご存知でしょうか?私は講談・落語などの伝統芸能には疎いのですが、伯山さんは最近メディア露出も多くていらっしゃるのと、私の夫がファンであるため、毎週伯山さんのラジオを聞くのが習慣となっています。 昨日(2020年6月2…

宝塚歌劇 宝塚OGからもらったパワーで前進!夢を持ち続ける大切さ

前回、私が一度宝塚観劇から離れ、OGの湖月わたるさんにハマった内容の記事を書きました。たくさんの方からの反響があり、大変嬉しく思っております。今後ともどうぞよろしくおねがいします。 worldofm.hatenablog.com 宝塚観劇から離れた10年ほど、湖月わた…

宝塚歌劇 初舞台特集から感化される!!愛する世界への想いと原点について

宝塚を幼少期から観ている私は、初舞台生のことは多かれ少なかれ気になることで、最近は、母の気分で見ている自分と、次のスターは誰だ?!とドラフト会議を見ている自分の側面があり、我ながら毎年春になると、「私は一体どんな立ち位置なんだよ」と自問自…

「のっけから失礼します」三浦しをんさん著 エッセイのススメと日常生活への観察眼

最近本を読むことになんとか徹している毎日なのですが、私が兼ねてから大好きだった三浦しをんさん「のっけから失礼します」がエッセイ集になったと発見し(ちなみに発売されたのは2019年で1年前です。気がつくのが遅い)早速読了しました。 三浦しをんさん…

現代の世相と「風と共に去りぬ」 映画版・宝塚版の考察と、「メンターシップ」について

"BLACK LIVES MATTER" Movement が世界中で巻き起こっていますね。 その影響を受けて、映画「風と共に去りぬ」中にある黒人奴隷の描写が、「差別だ」として非難されています。 アメリカの動画配信サービスサイトでは、配信を止めるなどの措置が取られている…

宝塚歌劇 宝塚 OGにハマる 舞台で見える「リーダーシップ」

私は青春時代の全てを日本の外で観て触れられるものかけていたので、アメリカに住んだりアジア各国を周ったりヨーロッパでインターンしたりと、一体軸足はどこにあるんだ、と言われるような生活をしていました。 でも、舞台への興味はいつでも心の中にはあっ…

宝塚歌劇との出会い 中日劇場公演の思い出

中日劇場での観劇の思い出、私の宝塚との出会いの原点です。

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記①

我が家の可愛いマルプー成長日記です。