The World of M

大好きなことやもの(演劇・読書・ときどき日常)を徒然書いています

宝塚 専科

宝塚歌劇 花組「はいからさんが通る」大千穐楽おめでとうございます

花組、千秋楽だと思うと感慨深いですね。思えば、ReStartしてから実に5ヶ月ぐらい?本当に長きに渡る公演、お疲れ様でした、花組の皆さん。 私は10月に、A日程で東京公演を観劇しました。私にとっては、今年の1月に宙組公演を観て以来の東宝で、これもまた…

宝塚歌劇 宙組「FLYING SAPA -フライング サパ-」 理想的な世界とは何かを考える

昨日8月11日、無事に宙組の「FLYING SAPA -フライング サパ-」の梅田芸術劇場公演が、千秋楽を迎えられましたね。本当にいつ舞台が中止になってもおかしくない状況下、通常以上の緊張感の中、千秋楽を迎えられましたこと、本当におめでとうございます。 様子…

宝塚歌劇 星組「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」東京開幕! 人生の選択肢について考える

東京宝塚劇場でも、公演が再開しましたね。東京近郊のファンにとっては待ち望んでいたこの日。私は8月1日にライブ配信で観劇し、劇場には8月中旬に一回行く予定です。感染対策も万全で行なっている宝塚公演。このまま何もなく、東京の千秋楽まで駆け抜け…

宝塚歌劇 月組「鳳凰伝」 人間の過去への執着について考える

懐かしい2017年の観劇納め、鳳凰伝 カラフとトゥーランドット / CRYSTAL TAKARAZUKA 私は1回しか観劇できませんでしたが、雨の中横須賀まで行った思い出です。 それにしても都内から横須賀は遠かった(笑) 珠城さんを追いかけてどこまでも行った1年の幕じ…

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 後編

何度見ても本当に大好きな作品、All for One - 昨日の記事の後半戦、人材の適材適所と作品見どころについて、私の完全なる私見で書いていきます。 前半記事はこちらです。 worldofm.hatenablog.com

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 前編

私はこのブログを通して、宝塚に関しては、作品の考察とか、そこから見える私たちの直面する現実世界との対比とか、そういうことを書きたいと思っています。 私は基本的になるべく全組観劇をするのですが、珠城りょうさん率いる月組が多めです。 それで、201…

宝塚歌劇 自粛期間と大劇場公演の再開に、「人が作る組織」を考える

宝塚ファンの皆さん、今日は大劇場でついに公演再開でしたね。 私もがっつりスカイステージで生中継を見ましたが、なんかもう、思った以上に感動してしまいました。 そんな私の思いを綴ります。そして、新生花組の誕生と新たな門出、本当におめでとうござい…

宝塚歌劇 月組・博多座公演「長崎しぐれ坂」 感情の帰属先と外の世界への想い

なんだか思い立って、今日月組の長崎しぐれ坂を観まして。観れば発見がある植田先生の作品と、相変わらずの当時の月組の演技に思いを馳せている夜です。 ♪なんなん長崎しぐれ坂〜 とか ♪神田囃子が聞こえる〜 とか、一回で覚えられるメロディが多いのも、宝…

宝塚歌劇 月組「グランドホテル」人物考察 私たちの心に住まうそれぞれの"人生"

グランドホテルがあまりにも好きすぎて、ここまで書いて参りました私のグランドホテル考察ですが、この記事で最終回にします。 この記事では、特に私が心に残った登場人物の「人生」と、私自身が共感した彼・彼女らのキャラクターの側面から、作品の魅力をさ…

宝塚歌劇 月組「グランドホテル」総評 これぞ "人生" そのもの!!

今更グランドホテルの話(2017年上演)をして申し訳ないのですが、でも、本当に私にとって、グランドホテルは大切で大好きな作品なのです。 宝塚版のグランドホテルが上演されると聞き、本当に申し訳ないのですが最初は全く期待もせず、でも楽曲が聞きたいが…

宝塚歌劇 星組「桜華に舞え・ロマンス!」から 良い組織づくりについて考える

湖月わたるさんとの私の一方的なご縁で、再度宝塚を観るようになった2016年。 まさに、最後に中日劇場で月組公演を観劇してから、10年ぶりの宝塚観劇へのカムバック(星組 こうもり・The Entertainer!)、そして、初観劇から15年越しの思いを胸に、初めて宝…