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我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記⑥ 去勢手術体験談

我が家のトニーは男の子でして、月齢7ヶ月の時に去勢手術を受けました。この時の体重はちょうど3キロでした。

身体が大人になっていく中、飼い主の私は初めて、子犬の歯が生え変わることも知り、その体験もしました。

初めて乳歯が抜けたのは、去勢手術を受ける1ヶ月半前。私は海外出張中で、夫が乳歯が抜けたことを教えてくれました。当たり前ですが、人間と同じ様に歯が生え変わることに感動!!

 

身体の準備もできたところで、今日は去勢手術の時のお話です。今子犬を飼っている皆様への、情報共有として、私たちの体験談がお役に立てれば幸いです。

 

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去勢手術の前日にトリミングに行きました

 

飼い主の私たちにとっても初めての体験。トニーは、ふたつある睾丸のうち、一つはちゃんと正しい場所に降りてきましたが、もうひとつは正しい位置におりてきていませんでした。

動物病院の先生にご相談したところ、こういうことはたまにあることで、睾丸がお腹の中に埋もれてしまっている可能性があるとのこと。

通常、雄の場合は、外に出ている睾丸を切除するのみで、日帰り手術なのだそうです。

しかし、トニーの場合は、まだ正しい位置にない、もうひとつの睾丸を見つけるため、お腹の中で精巣を辿り、睾丸を見つけて摘出するという処置が必要となりました。

上記の理由から、トニーの場合は1泊手術となりました。

うちにお迎えしてから初めて離れることに。。私たちもとても不安でした。

 

それにしても、つい数ヶ月前までは、夫と二人で生活していたのに、トニーがいないと、本当に家が静かでした。気づかぬうちに大切な家族になっていることを思い知らされました。

 

手術は無事に成功しました。お腹の中に、発達し切っていない睾丸も無事に見つかり、摘出しました。成長の度合いにもよるそうなのですが、発達し切っていない睾丸が降りて来ない場合、未発達のままお腹の中にステイし続ける場合もあるそうで、そうなると最終的には、その睾丸が原因となり、癌を発症する可能性もあるのだそうです。

 

傷口を舐めない様に、エリザベスカラーをつけて登場したトニー。帰ってきて2日間ほどは、元気が無く、とても心配になりました。。麻酔も手術も外泊も、ショックだよね。。

しかし、帰ってきて3日目ごろから、慣れたのか吹っ切れたのか、いつもの様に走り回る様になりました。そしてエリザベスカラーをしているのに、自分で工夫して傷口を舐めてしまう様に😅 対策のため、病院の先生にご相談し、大きめのカラーをお借りしたのですが、それもガジガジ噛んでしまい、破壊する始末😧

 

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元気が戻ってよかった、と一安心でしたが、本当にこのカラーをボロボロにするまで噛んでしまうので、飼い主の我々は術後服を買うことに。これも鬱陶しがって、どうにか脱ごうとしていましたが、頑張って我慢しましたよ!

 

我が家はこちらの術後服にお世話になりました。

 

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術後服、ご機嫌斜めです

2週間の経過を経て、無事に抜糸もでき、去勢手術が完了しました。自然の摂理である生殖機能を摘出することは、私個人としてはとても勇気のいる経験でした。

でも、これもわんちゃんが、健康に長生きするため、他のわんちゃん達と仲良く遊べる様になるために、必要なことなのですよね。それに、上でも記載しましたが、睾丸が正しく発達しないで、癌を発症するリスクがあること。。この手術の経験を通して初めて知りました。

 

これから去勢手術を迎える予定の、子犬を飼っている皆様。ご不安もあると思いますが、わんちゃんたちの健康と長寿を願いましょう。そして、わんちゃんたちの成長度合いについても個性があることも忘れず、良い先生に巡りあい、安心してお任せできることを、心からお祈りしております!