The World of M

大好きなことやもの(演劇・読書・ときどき日常)を徒然書いています

キャリア

舞台観劇から思う「継続」と「しなやかさ」のこと

このブログは、お芝居から読み解くキャリアや人材育成について考察するというテーマでやっていたのですが(いつの間にやらコンテンツ増えすぎて本質が見えてないですが)この数年ブログをお休みしながらも、やはり生の舞台をはじめとする様々なエンタメに触…

ミュージカル プロデューサーズ を観てきました 人生を輝かせる大きな一歩

去る11月23日に、東急シアターオーブでやっていた「プロデューサーズ」観てきました!とてもとても楽しかった。ここ数年宝塚が中心の観劇生活なのですが、ああ、ブロードウェイミュージカルの日本版って素晴らしいな、と改めて思ったひと時でした。 www.toho…

宝塚歌劇 月組愛が止まらない③「Welcome to Takarazuka / ピガール狂騒曲」もっと愛を叫んでいます

さらに愛を叫んでいる続きです!好きなところが多すぎて、エントリーがまさかの3個目に。おつきあいしてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。 前回記事はこちらです。 worldofm.hatenablog.com worldofm.hatenablog.com そもそも、2つ目で…

海外ドラマ "How I Met Your Mother"(邦題:「ママと恋に落ちるまで」)が好きすぎる シーズン1 人生の目標を探すこと

私は海外ドラマ、特に(すごく限定的ですが)ニューヨークを舞台にしたSitCom(シチュエーションコメディ)が大好きです。 と言うか、 SitComに限らず、きっと日常生活の中にドラマがある系の話が好きなのだと思います。なんかどうも、20代半ば〜後半ぐらい…

「宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン」貴城けいさん著 自分の心と素直に向き合う大切さ

この本が2008年に出版されて2年後ぐらい、大学生の時に読んだ本です。それからずっと、この10年近く私と一緒に世界中旅をしてきました。 またこのタイミングで読みたいと思ったのは、今「自分に自信を失っている」から。 人生いろんなことがありますが、その…

宝塚歌劇 宙組「FLYING SAPA -フライング サパ-」 理想的な世界とは何かを考える

昨日8月11日、無事に宙組の「FLYING SAPA -フライング サパ-」の梅田芸術劇場公演が、千秋楽を迎えられましたね。本当にいつ舞台が中止になってもおかしくない状況下、通常以上の緊張感の中、千秋楽を迎えられましたこと、本当におめでとうございます。 様子…

ゲーム素人が「あつまれ どうぶつの森」をプレイし、その学びの多さに大感動した話

ちょっとタイムリーじゃない話題かもしれませんが、私は初めてこのゲームをして大感動しました。 なんという素晴らしい経済・社会の勉強材料…!!ゲームの世界が社会の成り立ちを教えている!! という完全なるゲーム素人が感動したお話をお送りいたします。…

宝塚歌劇 星組「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」東京開幕! 人生の選択肢について考える

東京宝塚劇場でも、公演が再開しましたね。東京近郊のファンにとっては待ち望んでいたこの日。私は8月1日にライブ配信で観劇し、劇場には8月中旬に一回行く予定です。感染対策も万全で行なっている宝塚公演。このまま何もなく、東京の千秋楽まで駆け抜け…

ミッフィー展 日常の小さな幸せから心の豊かさを育むこと

みんな大好きミッフィー!!今年で誕生65周年です。 私は子どもの頃からミッフィーが大好きでして、ミッフィー展は5年に1度の一大イベントです。 今年は新型コロナウイルスの影響もあり、開催が延期となりましたが、いま松屋銀座のイベントスペースで絶賛…

宝塚歌劇 月組「鳳凰伝」 人間の過去への執着について考える

懐かしい2017年の観劇納め、鳳凰伝 カラフとトゥーランドット / CRYSTAL TAKARAZUKA 私は1回しか観劇できませんでしたが、雨の中横須賀まで行った思い出です。 それにしても都内から横須賀は遠かった(笑) 珠城さんを追いかけてどこまでも行った1年の幕じ…

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 後編

何度見ても本当に大好きな作品、All for One - 昨日の記事の後半戦、人材の適材適所と作品見どころについて、私の完全なる私見で書いていきます。 前半記事はこちらです。 worldofm.hatenablog.com

宝塚歌劇 月組「All for One」に見る、リーダーシップの在り方と適材適所 前編

私はこのブログを通して、宝塚に関しては、作品の考察とか、そこから見える私たちの直面する現実世界との対比とか、そういうことを書きたいと思っています。 私は基本的になるべく全組観劇をするのですが、珠城りょうさん率いる月組が多めです。 それで、201…

宝塚歌劇 自粛期間と大劇場公演の再開に、「人が作る組織」を考える

宝塚ファンの皆さん、今日は大劇場でついに公演再開でしたね。 私もがっつりスカイステージで生中継を見ましたが、なんかもう、思った以上に感動してしまいました。 そんな私の思いを綴ります。そして、新生花組の誕生と新たな門出、本当におめでとうござい…

「あたしたちよくやってる」山内マリコさん著 女性の人生、自分らしさを思い出すこと

こちらも本屋さんでたまたま通りかかり、タイトルにあまりにも惹かれて「ジャケ買い」しました。 山内さんは小説家・エッセイストとしてご活躍されており、小説のみならず、様々な雑誌にアンソロジーをはじめとするエッセイを執筆されているのですね。改めて…

宝塚歌劇 月組・博多座公演「長崎しぐれ坂」 感情の帰属先と外の世界への想い

なんだか思い立って、今日月組の長崎しぐれ坂を観まして。観れば発見がある植田先生の作品と、相変わらずの当時の月組の演技に思いを馳せている夜です。 ♪なんなん長崎しぐれ坂〜 とか ♪神田囃子が聞こえる〜 とか、一回で覚えられるメロディが多いのも、宝…

ロンドンナショナルギャラリー展 時代を象徴する美術の数々から見る、時代のニーズと芸術家のキャリア

上野の国立西洋美術館で開催されている、「ロンドン ナショナルギャラリー展」に行ってきました。入場制限もあり、チケットは30分毎の入場で区切られて販売されています。 【公式】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 今回の展示は、コロナウイルスの関係で…

「ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語」 愛に溢れた作品の魅力と感想

とても久しぶりに映画館に行きまして、「ストーリー・オブ・マイライフ」を観てきました。本当に良い映画でした。恥ずかしながら、私は「若草物語」を読んだことがありません(ダメですね、、)。ですが、ストーリーで置いてきぼりになることもなく、また、…

宝塚歌劇 星組「桜華に舞え・ロマンス!」から 良い組織づくりについて考える

湖月わたるさんとの私の一方的なご縁で、再度宝塚を観るようになった2016年。 まさに、最後に中日劇場で月組公演を観劇してから、10年ぶりの宝塚観劇へのカムバック(星組 こうもり・The Entertainer!)、そして、初観劇から15年越しの思いを胸に、初めて宝…

「問わず語りの神田伯山」放送から感じた文化継承の在り方、メンターシップ

皆さん、講談師の神田伯山さんはご存知でしょうか?私は講談・落語などの伝統芸能には疎いのですが、伯山さんは最近メディア露出も多くていらっしゃるのと、私の夫がファンであるため、毎週伯山さんのラジオを聞くのが習慣となっています。 昨日(2020年6月2…

宝塚歌劇 宝塚OGからもらったパワーで前進!夢を持ち続ける大切さ

前回、私が一度宝塚観劇から離れ、OGの湖月わたるさんにハマった内容の記事を書きました。たくさんの方からの反響があり、大変嬉しく思っております。今後ともどうぞよろしくおねがいします。 worldofm.hatenablog.com 宝塚観劇から離れた10年ほど、湖月わた…

「苦しかったときの話をしようか」森岡毅さん著 もう一度考える”自分の好きなこと・得意なこと”

今日は、いかなるキャリアを積んでいる方も、いかなる世代の方も、ぜひ読んでいただきたい本をご紹介させてください。「自分の職能」について考え、次のステップへ進む勇気をくれました。 森岡毅さんといえば、株式会社ユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・ス…

宝塚歌劇 初舞台特集から感化される!!愛する世界への想いと原点について

宝塚を幼少期から観ている私は、初舞台生のことは多かれ少なかれ気になることで、最近は、母の気分で見ている自分と、次のスターは誰だ?!とドラフト会議を見ている自分の側面があり、我ながら毎年春になると、「私は一体どんな立ち位置なんだよ」と自問自…

現代の世相と「風と共に去りぬ」 映画版・宝塚版の考察と、「メンターシップ」について

"BLACK LIVES MATTER" Movement が世界中で巻き起こっていますね。 その影響を受けて、映画「風と共に去りぬ」中にある黒人奴隷の描写が、「差別だ」として非難されています。 アメリカの動画配信サービスサイトでは、配信を止めるなどの措置が取られている…

宝塚歌劇 宝塚 OGにハマる 舞台で見える「リーダーシップ」

私は青春時代の全てを日本の外で観て触れられるものかけていたので、アメリカに住んだりアジア各国を周ったりヨーロッパでインターンしたりと、一体軸足はどこにあるんだ、と言われるような生活をしていました。 でも、舞台への興味はいつでも心の中にはあっ…

「トウ・シューズ」水沢めぐみさん作 バレエ作品との出会い

そもそもバレエ作品が好きな原点ってなんだっけ、、、と考えた時に思い出した、水沢めぐみさんの「トウ・シューズ」!! みなさん、ご存知ですか?ぜひ読んで見てください!!

「ジゼル」秋吉理香子さん著 作品の魅力と感想

読書のすすめ 秋吉理香子さん著の「ジゼル」から、作品の感想を書いています。