The World of M

大好きなことやもの(演劇・読書・ときどき日常)を徒然書いています

本の紹介

「とにかく散歩いたしましょう」小川洋子さん著 日常での視野の広がり

とても久しぶりの更新になってしまいました。最近「博士を愛した数式」の著者である小川洋子さんのエッセイを読み終わりました。新聞のコラムを書籍化したもので、ひとつひとつの章は4〜5ページと、とても読みやすく、小川さんのお仕事である小説の発送が…

大人になってから読む&観る「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 自分を・他者を正しい方向へ導くこと

大人になってから再度読んでいるハリー・ポッターシリーズ。子どもの頃、このアズカバンの囚人が一番面白い!と感じたことは覚えていますが、ストーリーは案の定あまり覚えていませんでした。今回、アズカバンの囚人を一気読み、そして映画も観ました。映画…

大人になってから読む&観る「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 ダイバーシティと共存

大人になってから再度読んでいるハリー・ポッターシリーズ。本当に、子どもの頃に読んだはずなのに記憶と全然違い、経験を色々詰んだからこそ感じることも大きく違いますね。前回に続き、今回は第2作、秘密の部屋を一気に読み、そして映画も観ました。とて…

大人になってから読む&観る「ハリー・ポッターと賢者の石」 自分のアイデンティティを見つける旅

最近ハリー・ポッターの映画が毎週のようにテレビで放送されていたからか、私が毎日何気なく開くスマホアプリのスマートニュースでも、ハリー・ポッターに関する話題やキャストのゴシップがたくさん。そんな記事に感化されて、ハリー・ポッターをもう一度読…

「美しいものを見に行くツアーひとり参加 」益田ミリさん著 新たな旅の楽しみ方を知る

以前ご紹介した益田ミリさんの国内ひとり旅の本に感化され、海外ツアー旅行の体験記を綴ったエッセイも読みました。こちらは今年の夏に発売されたばかりなのですね。これも同じく、自粛期間中に旅に行きたい願望を満たすためにジャケ買いしました。 こちらの…

「47都道府県女ひとりで行ってみよう 」益田ミリさん著 旅気分と自分らしさ、旅先で見る日常

自粛生活の中で、本屋さんで見つけて手に取りました。旅気分を味わいたいと思ってジャケ買いしましたが、旅を通して自己表現をする著者の益田さんから多くを教わり、新たな物事の見方や考え方を学びました。旅エッセイですが、一人で日本全国47都道府県を…

「満月珈琲店の星詠み」望月麻衣さん著 占星術で自分を知る癒しの本

可愛いブックカバーを本屋さんで見かけて、思わず手に取った一冊です。思えば、その時は何かにすがりたかったのかもしれません。この本のテーマはまさに「星詠み」西洋占星術への誘いという印象を受けました。 私たちの日常で起こる様々な出来事を、星の動き…

「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」先崎学さん著 病気の実態を世の中に広める大変貴重な実体験エッセイ

本当に最近無気力続きで、ブログのエントリーもできずにいましたが、少しずつ気力を取り戻し始めたのでまた何か書いて行きたいなと思います。 私のブログのネタって、本や演劇などの内容を独自目線で考察したり、感想をお伝えしたり、が主なので(一部愛犬日…

我が家のベイビーちゃん マルプー成長日記13 いぬほんを検証

今日、本屋さんに立ち寄って、たまたま見つけて「いぬほん」をジャケ買い☺️ いつも読んでいるトイプー漫画の、道雪 葵さんの絵が目に止まり、一瞬でお会計へ。 twitter.com うちのトニー、1歳になりますが、意外とお互い何も知らないかも、と思い、改めてわ…

「宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン」貴城けいさん著 自分の心と素直に向き合う大切さ

この本が2008年に出版されて2年後ぐらい、大学生の時に読んだ本です。それからずっと、この10年近く私と一緒に世界中旅をしてきました。 またこのタイミングで読みたいと思ったのは、今「自分に自信を失っている」から。 人生いろんなことがありますが、その…

「あたしたちよくやってる」山内マリコさん著 女性の人生、自分らしさを思い出すこと

こちらも本屋さんでたまたま通りかかり、タイトルにあまりにも惹かれて「ジャケ買い」しました。 山内さんは小説家・エッセイストとしてご活躍されており、小説のみならず、様々な雑誌にアンソロジーをはじめとするエッセイを執筆されているのですね。改めて…

「注文の多い料理小説集」文春文庫出版 「心の栄養を摂る」食事の在り方を考える

2020年4月に出版されたばかりの新刊で、本屋さんで「ジャケ買い」した一冊です。 「本の紹介」カテゴリを設けておりますが、私は読書(活字を追うこと)があまり得意ではありません。 そんな私でも、「短編小説集」は読みやすそうな存在として、本屋さんで目…

「苦しかったときの話をしようか」森岡毅さん著 もう一度考える”自分の好きなこと・得意なこと”

今日は、いかなるキャリアを積んでいる方も、いかなる世代の方も、ぜひ読んでいただきたい本をご紹介させてください。「自分の職能」について考え、次のステップへ進む勇気をくれました。 森岡毅さんといえば、株式会社ユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・ス…

「のっけから失礼します」三浦しをんさん著 エッセイのススメと日常生活への観察眼

最近本を読むことになんとか徹している毎日なのですが、私が兼ねてから大好きだった三浦しをんさん「のっけから失礼します」がエッセイ集になったと発見し(ちなみに発売されたのは2019年で1年前です。気がつくのが遅い)早速読了しました。 三浦しをんさん…

「トウ・シューズ」水沢めぐみさん作 バレエ作品との出会い

そもそもバレエ作品が好きな原点ってなんだっけ、、、と考えた時に思い出した、水沢めぐみさんの「トウ・シューズ」!! みなさん、ご存知ですか?ぜひ読んで見てください!!

「ジゼル」秋吉理香子さん著 作品の魅力と感想

読書のすすめ 秋吉理香子さん著の「ジゼル」から、作品の感想を書いています。