The World of M

大好きなことやもの(演劇・読書・ときどき日常)を徒然書いています

「宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン」貴城けいさん著 自分の心と素直に向き合う大切さ

この本が2008年に出版されて2年後ぐらい、大学生の時に読んだ本です。それからずっと、この10年近く私と一緒に世界中旅をしてきました。

またこのタイミングで読みたいと思ったのは、今「自分に自信を失っている」から。

人生いろんなことがありますが、その人生における様々な局面で、自分の置かれている状況や感情の変化に添い、内容の解釈の仕方も様々です。

改めて読んで見て、感じたこと「自分の心と素直に向き合うこと」の大切さについて、ご紹介させていただきます。

ちなみに私が持っているのは、文庫版ではなく、単行本版で、タイトルは『宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン』です。以下リンクは文庫本に再編集されたものだそうです。

 

⭐️本の概要(Amazonより)⭐️

宝塚歌劇団の“とある場所”に貼られていた「ブスの25箇条」。「清く、正しく、美しく」の教えが「男性にも参考になる」「就活で役立った」と大反響、現代人必読の一冊が待望の文庫版で登場! *本作品は2008年5月に小社より刊行された単行本『宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン』を文庫収録にあたり改題し、再編集したものです。

 

 宝塚音楽学校に貼ってある、「ブスの25箇条」を、貴城けいさんの独自の目線で解釈し、紹介してある自己啓発本です。

社会人というか人間として社会の中で行きてく中で、当たり前にできているべき事柄が多いですが、その当たり前がなかなかできていないのが人間で。

例えば、常に笑顔でいること、挨拶をすること、「ありがとう」や「ごちそうさま」を言うこと。社会に出て、これができていない方、多いと感じます。

特に、立場が上になればなるほど、部下への挨拶や、部下へありがとう、当たり前に言えているかどうか、一度省みるきかっけになるかもしれません。

 

私は特に、今回この本を読み直して、自分に自信を持つことや、小さなゴールの積み重ねをすることの大切さを改めて感じました。

どうしても、自分の人生がうまくいかなくて、自信を失うことって誰にでもあると思うのです。でも、小さなゴールを決めて、それをひとつひとつ達成して行くことにより、自分への自信を取り戻す。

きっと、20代前半で見ていた自分と、30代になってから出会う自分は、全然違う人ですよね。改めて、その時々によって、目標は違っても良いし、そこから新しい自分に出会うきっかけが生まれるかもしれません。

そう言う意味で、自分の心と向き合い、いろんな選択肢や目標を常に持っておくこと。年齢を重ねれば重ねるほど、大切になってくるような気がします。

 

宝塚ファンの方は、貴城けいさんの体験談を通して、宝塚のことをより知ることができるこの本。宝塚ファンではなくても、社会の一員として存在する私たちが、相手との信頼関係を築く上で大切なことを改めてリマインドしてくれる本だと思います。

 

大変読みやすく、かつ、すぐに実践できることがたくさん書いてあるこの本。ステイホームなお盆休み、是非手にとって見てはいかがでしょうか。