The World of M

大好きなことやもの(演劇・読書・ときどき日常)を徒然書いています

宝塚歌劇 月組愛が止まらない②「Welcome to Takarazuka / ピガール狂騒曲」愛を叫んでいます

月組愛を叫びたいエントリーの続きです。ちょっと思いが溢れて、思った以上に長くなりすぎてますが、おつきあいをいただいているみなさま、ありがとうございます。

前回記事はこちらです。

 

worldofm.hatenablog.com

 

やっぱり久しぶりすぎて月組に飢えていたのだなあと、感情荒ぶりが止まらない昨今なのですが、あのね、本当に私、月組隅から隅までみんな好きなのです。なるべくネタバレにならないように、お話の大筋には触れずに私の愛をご紹介します。

f:id:mizuki021190:20201012234132j:plain

ポスターも素敵 大好き
続きを読む

宝塚歌劇 月組愛が止まらない①「Welcome to Takarazuka / ピガール狂騒曲」自分を表現すること

まず大前提として私はこのブログは、宝塚の演目を組織とか人事的観点から自分なりの解釈を書いて行くというテーマで始めているのですが、今回8ヶ月ぶりに観た月組に、もう心があまりにも踊りすぎまして、ていうか、毎回月組公演中っていろんな感情が荒ぶって交通整理がつかない状態なんですけど(そして月担の皆さんも同じだろうと勝手に思っています)、なんかさ、とにかく、

私は月組が好きだーーーーーーーーーー

と叫びたい。笑。

 

思い返してみればブログ始めた頃ってそもそも宝塚公演してなかったし、いろいろ冷静にエントリーしてみましたが、久々に公演見て思ったのが、私は割と感情が高ぶってとにかくそれを誰かに伝えたい人なんだったと思い出しました。

それで、私のムラ遠征は昨日で幕を閉じまして、あとは東京公演を待つのみの身なので、2回しか遠征してないけど、この場を借りて私の月組愛を語ろうと思います。

ちょっと公演が終わって来年落ち着いてからストーリーは色々考察することにします。

f:id:mizuki021190:20201011224923j:plain

大劇場は去年のIAFA遠征以来でした
続きを読む

「宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン」貴城けいさん著 自分の心と素直に向き合う大切さ

この本が2008年に出版されて2年後ぐらい、大学生の時に読んだ本です。それからずっと、この10年近く私と一緒に世界中旅をしてきました。

またこのタイミングで読みたいと思ったのは、今「自分に自信を失っている」から。

人生いろんなことがありますが、その人生における様々な局面で、自分の置かれている状況や感情の変化に添い、内容の解釈の仕方も様々です。

改めて読んで見て、感じたこと「自分の心と素直に向き合うこと」の大切さについて、ご紹介させていただきます。

ちなみに私が持っているのは、文庫版ではなく、単行本版で、タイトルは『宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン』です。以下リンクは文庫本に再編集されたものだそうです。

 

⭐️本の概要(Amazonより)⭐️

宝塚歌劇団の“とある場所”に貼られていた「ブスの25箇条」。「清く、正しく、美しく」の教えが「男性にも参考になる」「就活で役立った」と大反響、現代人必読の一冊が待望の文庫版で登場! *本作品は2008年5月に小社より刊行された単行本『宝塚式「美人」養成講座――伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン』を文庫収録にあたり改題し、再編集したものです。

 

続きを読む

宝塚歌劇 宙組「FLYING SAPA -フライング サパ-」 理想的な世界とは何かを考える

昨日8月11日、無事に宙組の「FLYING SAPA -フライング サパ-」の梅田芸術劇場公演が、千秋楽を迎えられましたね。本当にいつ舞台が中止になってもおかしくない状況下、通常以上の緊張感の中、千秋楽を迎えられましたこと、本当におめでとうございます。

様子を見ながら少しずつ進んでいる今の宝塚にとって、ひとつの公演が無事に千秋楽まで迎えられたことは、劇団にとっても大きな成果であり、一歩だと思います。

 

そして私は自宅からライブ配信で観劇しました。東京の日生劇場公演は9月。その際に機会に恵まれたらまた観劇したいです。

それにしても、このお話は私にとっては新鮮で、考えさせられる作品でした。私は好んでSF作品に触れることがないので、そう感じられたのかもしれません。今日も完全なる私的考察をして参ります。ネタバレ含みますのでご理解くださいませ。

 

⭐️作品紹介(歌劇団公式ウェブサイトより)⭐️

『FLYING SAPA -フライング サパ-』作・演出/上田 久美子
未来のいつか、水星(ポルンカ)。過去を消された男。記憶を探す女。謎に満ちたクレーター“SAPA(サパ)”。到達すれば望みが叶うという“SAPA”の奥地。夢を追い、あるいは罪に追われてクレーターに侵入する巡礼たち。過去を探す男と女もまた、その場所へ…。追撃者から逃れて、2112時間続く夜を星空の孤児たちは彷徨する。禁じられた地球の歌を歌いながら──

 

f:id:mizuki021190:20200812124723j:plain

続きを読む

宝塚歌劇 星組「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」東京開幕! 人生の選択肢について考える

東京宝塚劇場でも、公演が再開しましたね。東京近郊のファンにとっては待ち望んでいたこの日。私は8月1日にライブ配信で観劇し、劇場には8月中旬に一回行く予定です。感染対策も万全で行なっている宝塚公演。このまま何もなく、東京の千秋楽まで駆け抜けていきますように。

 

それにしても、私はこのお芝居についてかなり色々考えさせられました。自分の人生で何を選択するか、自分に合ったところを模索して行くこと、なんとなく、私たちの人生でも立たされる岐路みたいなところ重なる部分が多い内容でした。

いつも通り私の独断と偏見で感想を書いていきます。

 

⭐️作品紹介(歌劇団公式ウェブサイトより)⭐️

幻想歌舞録 『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』 作・演出・振付/謝 珠栄
紀元前の中国大陸に西の地からやってきた流浪の民“汶(ブン)族”は、彼らの神“瑠璃瑠(ルリル)”の使いに導かれ、豊かな自然と土壌を持つ“亜里(アリ)”という地にたどり着いた。そしてその地に「汶(ブン)」という小国を築きあげる。
紀元前800年頃、勢力を拡大する周の国は、汶族の首領・麻蘭(マラン)を征討し、汶を攻略。ここに汶族は周国の統治下に置かれる。その美しい亜里の地に、数々の戦の手柄を持ち麻蘭征伐の勇者と称えられる管武将軍と共に、新しく大夫となった丹礼真(タンレイシン)が赴く。志し熱く理想にもえる礼真は、敬愛する将軍から汶族の聖地と呼ばれる“眩耀の谷”の探索を命じられる。汶族の残党(麻蘭の手下)が潜んでいるというのが名目上だが、周国王宣王は、谷にある黄金が目的。そんなこととは露知らず礼真は、ある日神の使いの幻を追ううちに、一人の汶族の男と遭遇し、眩耀の谷を見つけることができる。しかしそこで出会った汶族の舞姫・瞳花(トウカ)とその男により、礼真の運命は思いもかけぬ方向に流されていく。母国を信じる礼真に待ち受ける試練とは、そして希望とは…。
謝珠栄氏が礼真琴と舞空瞳を中心とする新生星組のために書き下ろす、幻想的な歴史ファンタジーにご期待下さい。

 

 

続きを読む